ばあちゃん。

夏休みももうすぐ終わりの日。
ツクツクボウシの合唱が響く山奥へ。



私のばあちゃん、88才。
ばあちゃんちの玄関先に、ぽつんと置いてある 青いイス。





そこは、ばあちゃんの指定席。





その日は、葉っぱの上のカエルと世間話中でした。






もちろん、ちょっかいを出そうとするチビ助。
「そっとしておいてやりよ〜」とのばあちゃんのひと言に、
すんなり手をひっこめた、今日は聞き分けの良いチビ助でした。